らいふこりあ的・WEB版美術手帖⁈韓国×アート×ニュース

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冒頭から私事で恐縮ですが、私ども夫婦は美術活動により知り合った夫婦です。

子どもが多くバタバタして夫婦の会話は少ない中、子どもたちの手続きや入金・提出物など業務的な内容そして義実家の予定その他が殆どを占めますが、残り少ない最後の数パーセントは、美術関連の話です。

今回お届けする記事は、美術関連の仕事をする夫から教えてもらった韓国の美術関連ニュース、または自分でTwitterで見つけた美術情報などをまとめたものです。

特に今回は韓国の美術館の動向情報が多くなっています。

韓国の美術・アート好きな方は是非ご一読下さい!

韓国・釜山に現代美術館ポンピドゥーセンター分館を建設予定!

まず最初はこのニュースから。

1月後半頃に発表された内容です。

美術が好きな方やフランス・パリへ旅行に行かれたことがある方ならご存知でしょうか、フランス・パリのポンピドゥーセンター。

正式名称は「ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター 」、通称を「ポンピドゥー・センター 」と言います。近現代美術のコレクションとしては欧州最大、世界的にもニューヨーク近代美術館 (MoMA) に次いで第二の規模を誇る近現代美術館です。

その分館が、何と韓国・釜山に建設されると言われているのです。

韓国のネット記事の要約をまとめると、次のようになります。


フランス・パリにある世界的な現代美術館である「ポンピドゥーセンター」が釜山に分館を設立する。

釜山市は1月19日、フランスを訪問中の朴ヒョンジュン(박형준)市長がローラン・ル・ボン・ポンピドゥーセンター館長に会い、釜山にポンピドゥーセンター分館を設立することに原則的に合意したと明らかにした。

朴市長はこの席で釜山分館予定地として釜山北港一帯を提示。ローラン・ル館長は来る5月、釜山を訪問し具体的な立地等について議論や実務協議を続けることとしている。

また、毎年交流展示会を開いてパートナーシップを構築することにした。

朴市長は「(釜山)ポンピドゥーセンター分館の建設前でも、(パリ)ポンピドゥーの所蔵する、世界最高水準の現代美術作品を中心に釜山展示会を開催するという約束をした」と明らかにした。


釜山は元々、現代美術の美術館が多いところ。

これにより、更に「韓国の現代美術の地」として活気づくのではないかと筆者は感じています。

BTSのRMのインスタグラムアカウント「rkive」は美術館やギャラリー情報がたくさん

さて続いては、BTS(防弾少年団)のメンバーのインスタグラムについてのニュースです。

これは、BTSのファンの方なら既にご存知の方は多い筈。

BTSのRM(アールエム)(※)のインスタグラムのアカウント「rkive」は、美術館やギャラリー情報を中心に投稿されています!

※RM(アールエム)…BTSのメンバーの1人。김남준(金南俊/キム・ナンジュン)。

この情報は美術関係の夫がBTSファンの長女に話しているのを聞いて知りました。

美術館やギャラリー勤務の方は「いつ、うちの美術館(ギャラリー)にRMが来るかも⁈」と心待ちにしているようです。

韓国各地に新しい美術館が建設&建設予定

最後にご紹介するのは、韓国内の美術館建設ラッシュについてです。

過去、2019年には「博物館・美術館振興中長期計画(2019〜2023)」が発表され、「博物館・美術館 2023年までに186個増やす」と公表されました。

文化体育観光部は2019年当時、全国1,124個の美術館・博物館を、来る2023年までに186個追加新設し、1,310個まで拡大することにしていました。

コロナ禍の今、予定は遅れていることが多いですが、それでも少しずつ準備はされています。

まず最初に、今年1月にオープンした蔚山(ウルサン)市立美術館についてご紹介します。

蔚山市立美術館(2022年1月にオープン)

蔚山市立美術館HP:울산시립미술관

【住所】(우44468) 울산광역시 중구 도서관길 72(북정동)   

    대표전화번호 : 052-211-3800   팩스번호 : 052-229-8429

2022年1月6日に開館しました。

蔚山市立美術館の特筆すべき点は、以下の3点と言えます。

  1. メディアアート中心未来型設計
  2. 蔚山市立美術館1号所蔵品は白南準(백남준/ナムジュン・パイク)の「カメ」
  3. 初代美術館長は서진석(ソ・ジンソク)

<メディアアート中心未来型設計>

蔚山市立美術館はメディアアート中心の「未来型美術館」を標榜し、展示室3室と公共美術館初の「メディアアート専用館(XRラップ)」も備えており、拡張現実(VR)・仮想現実(AR)・拡張現実(XR)などを活用した五感満足の展示を体験できると言われています。

現在、蔚山市立美術館開館展「ブラック&ライト:アルドタンベリーニ」展がメディアアート専用館「XRラップ」にて開催されています。会期は4月17日まで。

蔚山市立美術館関係者は「5つの開館記念展を通じて、平面、立体、設置、公演、デジタルメディアアートまで最先端の現代美術を一度に経験できる」とし「自然と技術、産業と芸術がどのように調和して進むべきかを想像させる、新しく魅惑的な展示になるだろう」と話しています。

<蔚山市立美術館1号所蔵品は白南準(백남준/ナムジュン・パイク)の「カメ」>

昨年蔚山市立美術館は、美術館の所蔵品として白南準(백남준/ナムジュン・パイク)の作品「カメ」など国内外の最高作品の所蔵を確保したことで話題となりました。

白南準(백남준/ナムジュン・パイク)とは、韓国だけでなく世界的に有名なメディア・アートの作家です。テレビやビデオを使った現代的作品が有名です。

<初代美術館長は서진석(ソ・ジンソク)>

この蔚山市立美術館の初代館長は서진석(ソ・ジンソク)。

ソ・ジンソク初代館長は、代替空間ループの実務型CEOである「ディレクター」として17年間の運営、京畿文化財団白南準アートセンター館長として5年間の勤務など、経営と行政どちらも経験して来ています。

続いて、今後、建設予定の美術館についてご紹介します。

大邱刊松美術館(2023年下半期開館予定)

大邱刊松美術館は敷地2万4千73㎡、建築延べ面積7千980㎡、地下1階地上3階という規模で来年2023年7月に竣工予定だそうです。国・市費400億ウォンの事業費が入るとされています。

常設展示室をはじめ、企画展示室、メディアアート室、収蔵庫、保存処理室、カフェなどの空間を備えるそうです。

大邱市は市議会の同意を経て3月頃に大邱刊松美術館の運営主体である美術財団と民間委託契約をする計画で、大邱刊松美術館は竣工後、試験的な運営などを経た後、2023年下半期開館する予定です。

なお、この情報は今年1月後半に出たものです。

ソウル写真美術館

韓国初の写真中心公共美術館であるソウル市立「ソウル写真美術館」。韓国の写真家を総網羅し、写真・映像基盤の多様な展示と体験ができる複合文化空間として道峰区昌東駅近くのソウル広域フードバンク敷地に開館が検討されています。

開館目標は2023年12月だそうです(2021年11月情報)。

ソウル市は「近くにKポップ専用公演会場「ソウルアリーナ」(2025年竣工)とAI、仮想・拡張現実など最新のロボット科学技術拠点である「ロボット科学館」(2022年竣工)と文化ベルトを形成し、昌東駅一帯の経済、文化の波及力を極大化すると期待する」と数年前に発表しました。

忠南道立美術館

忠清南道は「5年余りの準備の末、来年下半期倒立美術館の建設に着手する」と昨年、発表しました。

開館時期を前後し、国内外の作家たちの作品300点を収集することを目標としています。

忠南道立美術館は着工とされています(2021年10月情報)。


その他、「西ソウル市美術館」が2023年開館予定と以前2020年に発表されています。

おそらく、他にもまだまだ多くの美術館が水面下で準備がされていることでしょう。

コロナ禍でなかなか進まずにいるものの、これから先、数年内にまた新たな美術館がどんどん出来ていくことが予想されます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、韓国の多くの美術館についてのニュースをお伝えしました。

まだ先は見えませんが、アフターコロナの先には、韓国には次々と新たな美術館が誕生していることでしょう。

BTSのRMのインスタグラムも、よりたくさん投稿されていくかもしれません。楽しみですね!

ライター(uracjko)

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