【お子様に大人気?】小さな韓国の文房具屋さんムンバング

娯楽・趣味

学校の近くに子供たちが集まる小さなお店があります。入ってみると小さい文具屋さんで、幼稚園バスで帰ってきた子供がお母さんとガチャガチャをしにきたり、放課後の小学生が文房具や駄菓子を買いに来たり、夜になっても塾帰りの子供たちで混雑しています。

このお店は「문방구(文房具:ムンバング)」と呼ばれている文房具屋さんです。

今回は皆さんにムンバングが、どんなお店なのか、どんなものが買えるのか、韓国の子供たちの遊びも一緒に紹介します。

ムンバングに行ってみよう

うちの近所のムンバングはこんなお店です。流行りのガチャガチャをしっかりそろえていてここで立ち止まらない子供はいません。小学一年生の私の娘も例外ではなく、ムンバングの前を通るとそのまま家に帰ることはできません。

入口から扉にもレジ台にも宝石シールやメモ帳キーホルダーなど子供の大好きなものがたくさんかけてあります。棚にも床にも商品が盛りだくさんです。文具だけでなくおもちゃや 駄菓子まで取り扱っていて、宝探しみたいで大人が行っても楽しい!ついつい何か手に取ってしまいます。

店内を見ていると子供たちの中で人気のキャラクターがよくわかります。ゲームキャラの「Among us」や韓国発ウサギのキャラクター「Molang」はもちろん、「リラックマ」や「カカオフレンズ」、だれでも歌える「サメ家族」…そして「ペンス」の存在感。人気のあるキャラクターが出れば、すぐにグッズが並びます。

他にも韓国で放送中の「ポケモン」や「おしりたんてい」などの日本のアニメのメモ帳やステッカー、韓国のアニメ「シンビアパート」、「シークレットジュジュ」などのおもちゃやグッズも取り揃えています。(2021年7月現在)夏休みなので、お姫様の着せ替え紙人形やビーズを並べて絵を完成させるおもちゃ、3Dペンなど、工作系のおもちゃが多く揃っていました。

学校で使う道具はなんでも揃っています。ノートや文房具のほかにも上靴やリコーダー、バスケットボールや縄跳びもありました。こんなにたくさん商品があってもお店のおばちゃんに聞くとすぐに見つけてくれます。韓国でも学校用のノートはかなり種類があり、何色のクレパス、何色の色鉛筆など、細かい指定があっても、ここで買えばまず間違いありません。

日本と大きく変わる!韓国の小学校入学準備品

子供が小学校に入学すると入学準備品一覧をもらいます。日本と違って学校から購入するものはありません。学校指定のお店もありません。

【ウエットティッシュ、ノリ、セロテープ、マーカーペン、クレパス、色鉛筆、筆入れ】。

ここまでは全く問題なくそろえることができましたが【音楽セット、ミニほうきとちりとり、ソゴ、しまのない総合帳…】もう、こうなってくると何が何だかわかりません。

お道具箱や算数セットではないの?音楽セットとは?と大混乱です。こんな小学校の入学準備もムンバングの出番。

入学時期には必要な物品をあらかじめわかりやすい場所に積んでおいてくれて、大きなビニール袋も用意していてくれます。

それでも、ソゴって何?総合帳ってなに?な私のためにお店の人がリストを見て一つ一つそろえてくれました。

(ソゴは韓国伝統遊びで使う手持ち太鼓)マートや通販でもそろえられるだろうけど、これは外国人ママにはちょっとハードルが高かったです。

ムンバングのおばちゃんに感謝。

日本と違う韓国の子供の遊び

ムンバングのおばちゃんにおすすめされた韓国の遊びを紹介します。

ホウセンカのマニキュア

初夏から秋にかけて咲くホウセンカの花をすりつぶし、爪をオレンジ色に染めるという遊びがあるそうです。初雪まで色が残っていたら恋が叶うというおまじないなのだとか。
現代はホウセンカを粉にしたものが売っているので、年中染めることができます。水を混ぜて爪に乗せて10分~30分で完成です。30分やるぞと意気込んだ娘でしたが、じっとしていないといけないので20分が限界でした。

思った以上にはっきり色はつきましたが、日が経つにつれだんだん薄くなっていきます。ちょっとしたネイルを楽しみたいお子様にはおすすめですね。

子供たちに人気のある韓国のアニメ「안녕 자두야(ハロージャドゥ)」(1970年後半から1980年代の小学生の主人公の日常が描かれたコメディアニメ)では寝る前に爪に塗り、ビニール袋を巻き付けて何とか朝まで染めようとするも寝相が悪すぎて失敗するシーンが登場するのです。

その時代、韓国の子供だった大人はきっと一度はやったことがあるはず。

2016年の映画「우리들(わたしたち)」の韓国公開版ポスターでもホウセンカの花をすりつぶし爪に塗るシーンが描かれています。 

幸運の星

こちらも韓国の子供達にはメジャーな折り紙、幸運の星です。

願いを込めてたくさんの星を折って瓶に詰めてプレゼントしたりするそうです。リボン状の折り紙を結び、五角形を作ってどんどん折りたたんでいき、最後は爪で押して立体的な星の形にします。鶴が折れない私でも3回目にはようやく星になりました。日本の小学校でも紙テープで作ったものを掲示板に飾ってるのを見た記憶があるので、もしかするとご存じの方も多いかもしれません。

プシパプ(プッシュポップ)

2021年春頃、小学生たちがこのプシパプと呼ばれるおもちゃを持ち歩くのを頻繁に見かけるようになりました。荷物を保護するためのプチプチした包装材を再現したようなおもちゃだそうですが、裏と表では押す触感が微妙に違ってなかなか不思議な感覚です。 

丸型、アイス型、ユニコーン型、Among us型など、色もマーブル色やパステルから蓄光タイプなど、どんどん種類が増えて、鞄より大きなプシパプを抱えて登下校する子供も…。固いプラスチックに埋め込まれた形状のゲームコントローラー型やスマホ型、ハンドスピン型やキーホルダー型など種類がどんどん増えてきました。

子供たちが一斉にプシパプを集めだすとムンバングでもあらゆる種類のプシパプが登場しました。おばちゃんによるとピーク時はみんな全種類集めているのであっという間に売り切れてしまったのだとか。   

他にも肉まん型のスクイーズや、怒ったタコを裏返すと笑顔に変わるタコの人形も流行っています。 タコは小さいものから大きなものまであり、顔もなかなかかわいいです。 一昔前、日本で流行った無限枝豆も人気です。現在はスクイーズが優勢で、みんな触ってしまうのでレジの前に置いているのだそうです。 ムンバングだけでなく、本屋や雑貨屋、マートでも販売していて、見かけると大人もついつい触りたくなってしまいます。常に触っていられるおもちゃが子供たちのストレス解消グッズになっているのかもしれませんね。※日本にもこのプシパプはプッシュポップという名前で進出したようです。

おわりに

子供が入ってくるとおばちゃんに挨拶して、これありますか?あれありますか?と声を掛けます。なんとなく厳しそうな雰囲気のムンバングのおばちゃんですが、小さな子供が挨拶ができるとほめてくれるし、とても親切で気さくです。

子供が一人でお札を硬貨に両替したり、カードを使って支払ったり、近所で安心して社会を練習できる貴重な場所だなと思います。 

 ライター(ちばちょごり)

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