多文化の学生対象の奨学金・支援金について【韓国】

制度手続き

韓国で結婚しお子さんがいらっしゃる方であれば、おそらく多文化家庭や結婚移住女性等対象の支援について様々なところで聞く機会があるでしょう。

今回は特に韓国の「多文化の学生対象の奨学金・支援金」について調べてみました。

ウリ多文化子女奨学金(ウリ多文化奨学財団

韓国語で「多文化」「奨学金」などのキーワードで検索すると、おそらく最初に出てくるのがこのウリ多文化奨学財団です。

この奨学金は群を抜いて条件が良く、しかも数年継続して行われています(韓国では珍しいと言えます)。認知度も高いと思われます。 「表に出さないで欲しかった」という方には申し訳ないのですが、このウリ多文化奨学財団の奨学金制度は是非皆さんにお伝えしたい奨学金制度です。

우리다문화장학재단

ウリ多文化奨学財団とは?

韓国の銀行の中の1つにウリ銀行という銀行があります。

このウリ多文化奨学財団というのは、「そのウリ銀行が含まれた、ウリ金融グループの系列会社が200億ウォンを共同出資して設立された多文化奨学財団」だと紹介されています。

「多文化家族の為の奨学事業、教育および福祉事業などを活発に繰り広げている」と日本語で下記のページで紹介されています。

ウリィ金融グループ | ウリィ多文化奨学財団

2021年度の募集(※5/28受付終了)

既に終了していますが、来年以降の参考にしてくださいね。今年の案内を見ると、内容はこのようになっています。

우리다문화장학재단

ウリ多文化奨学財団の内容を簡単にご紹介します。

ウリ多文化子女奨学金には「学業奨学」と「特技奨学」との2つに分けられているのですが、ひとつずつ紹介しましょう。

⓵学業奨学

まずは学業奨学について紹介します。

学業強化の為に奨学金が必要な多文化家庭の子女が対象とされ、以下の3つの条件に該当する家庭が申込可能です。

  1. 2021年基準中位所得100%以下の家庭 
  2. 国内小・中・高等学校及び政府認可代案学校の在学生 
  3. 国内2・3・4年制大学校の在学生(休学生及び休学予定者支援不可) 

※2021年1学期現在、卒業まで正規学期2学期以上が残っていること

小学生~大学生までがこの奨学金対象となりますが、それぞれ選抜人数や金額が異なります。

小学生130名(1人当たり60万ウォン)/中学生120名(1人当たり100万ウォン)/高校生100名(1人当たり200万ウォン)/大学生 30名(1人当たり400万ウォン)

⓶特技奨学

次に特技奨学について紹介します。

特技及び才能を保有する多文化家庭の子女が対象とされます。該当条件は以下の2つです。

  1. 芸・才能及び語学特技者、資格・技術保有者、職業・進路特技者等 
  2. 卒業生及び学校外の青少年も申込可能(8歳~25歳) 

※最近2年(2019~2021年)以内に全国規模開催以上の大会の入賞実績、またはこれと同等の特技及び才能関連実績資料提出が可能であること

対象や金額等については、8歳~25歳/20名(1人当たり500万ウォン)となっていて、申込方法は、ホームページでオンライン申請書作成及び必要書類のアップロードをする形式です。

【チェックしておきたい】他の多文化奨学金

他に「多文化」「奨学金」等の韓国語で出て来る多文化奨学金について紹介します。

⓵多文化片親家庭養育費支援事業(韓国多文化青少年協会)

こちらは「多文化」かつ「片親」の両方を満たし、生活が苦しい家庭への養育費支援です。
今年募集された支援は「2021年第1回多文化片親家庭養育費支援」というもので、詳しい内容は以下の通りです。

  1. (対象)多文化片親家庭160家庭 
  2. (金額)1家庭当たり300万ウォン 

※6月20日で受付は終了しています。

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⓶多文化家族子女奨学金支援(同行福祉財団+韓国多文化青少年協会)

ひとつ前にご紹介した、韓国多文化青少年協会と同行福祉財団とで行われた支援事業のひとつです。

残念ながらこちらは2020年の第1回のものしか見つけられませんでした。

しかし韓国多文化青少年協会は2年継続して支援を行っていると考えると、来年もまた別の形での支援が行われる可能性もあります。注意していた方が良いかもしれません!

念の為ですが、「第1回多文化家族子女奨学金」のときの内容は以下のようになっていました。

  1. (対象)多文化家族子女中学業、芸術・体育系特技生 
  2. (募集人数)学業奨学生(中・高・大学生)40名/特技奨学生(小・中・高・大学生)20名 
  3. (支援金額)学業奨学生(300万ウォン/一時支援)特技奨学生(500万ウォン) 

多文化家族子女奨学金支援

⓷県・市町村の奨学金(多文化以外も含む)

「多文化」「奨学金」等の韓国語に加え、在住の県・市町村等を入力して検索すると、その地域により違いますが、「〇〇人材養成財団」「〇〇人材育成財団」など「人材」という言葉が含まれた財団名や支援などがヒットする事があります。

多文化ではない場合も多いですが、奨学金や支援が出てくることもあるので、ぜひお試し下さい。

上半期と下半期で2回に分けて募集する場合もあるようです。一度是非ご自身のお住まいの地名で検索してみて下さいね。

忠北では下半期の募集のものがありました。

現在は2021年も終わり間際なので、お知らせは全て削除されています。

今後の更新にご期待下さい!

まとめ

注意すべきは、毎年同内容の支援が行われるとは限らないこと、その名前の支援で第2回以降続かない可能性が高いことなどです。

ただ逆に、学生対象の奨学金・支援金は申込の時期が4~6月に限られてくることが多いので、その時期に気を付けておくこともできるでしょう。奨学金や支援金情報というのは、知っておいて損しません。

ぜひ、頭の隅っこで覚えておいて頂ければと思います。

ライター(enju)

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