【子供の日本語教育】どうする!?

制度手続き

私は娘が生まれる前から子供は日韓バイリンガルにしようと決めていました。 

子供が生まれた当時は周りに相談できる人はおらず、成功するか分からなかったけれど、とにかくやれることはすべてやってみようと。現在娘は小学2年生ですが、長期で日本に住んだ経験が無いにも関わらず、日本の2年生と相違ない語学力で育ってくれています。 

在韓9年目のレポートをお伝えいたします。 

子供への日本語教育は必要か?

①日本へ進学、就職・ワーキングホリデー、または日本国籍を取る可能性

男児の親御さんは軍隊問題もあり、特に国籍選択は悩ましい問題かと思います。 

私の友人も国籍問題で小学校入学前後に日本へ帰国する家庭が何組もありました。

話せない、文字の読み書きが出来なくても、学校にいれてしまえば何とかなるギリギリの年齢が小学校入学だと思うのですが、小学校入学時にこだわることなく、いつでも帰国できるように日本語教育を続けています。 

勉強は親子でしんどい時期もありますが、(というか、ずっとしんどいですが・・)本当に嫌なことがあったらいつでも日本に帰るぞ!という私の心の保険にもなりました。

この保険の効用は時々取り出して、そっと眺めるだけでも荒れてる心の安らぎにも(泣) 

特に韓国で生きていくお嫁さんはこの保険は持っていて損はないです。 

②自分の家族や、日本の子供たちとコミュニケーションを取れる

実際に日本のおじいちゃん、おばあちゃんと電話で話せる。私を介せずお出かけする、というのは我が子にとっても財産です。 

また、日本の友達とも友好関係を結べるので、縄跳びや鉄棒、一輪車、野球など教えてもらいとても良い刺激になっています。

なんでも挑戦してみよう!という性格の一番いいところを日本語を介して教えてもらっていることもあり、思いやり配慮という丸い性格も日本語から強く影響も。 

語学力以外の恩恵も強いですね。

バイリンガル教育は言語発達が遅れる?

実際に育てていると、確かに言語が遅れている気がしてここで辞めてしまう人が多数います。 

オリニチブの先生にも言語の遅れを指摘され、家でも韓国語を使うようにとアドバイスを受けるので、真面目なお母さんほどここは真剣に受け止めてしまうことは事実です。

ただ、筆者の考えでは、2つの言語で生活する子供は、1つの言語の子供に比べて、それぞれの言語に触れる時間が物理的に減っていることもあげられます。 

自分の子を見て思うのは、言語発達には“ひたすら貯めている静かな時期”と、“突然堰を切ったかのように話し始める時期”が交互にありました。 

また二つの言語が完全に混ざってしまっている時期も繰り返し何度もありますよね。
名詞を入れかえるだけならいいのですが、「やわらかジルコエヨ」「これモグる?」など、独自の言語を開発し、大変心配になる時期も(笑) 

話さない時期や、言語が混ざる時期、子供が2つの言語で苦戦している時期を見るのは辛いですが、親はぶれずに日本語のインプットを続けてあげることが重要。特に何かせずとも一緒にいる時間は目いっぱい日本語で話しかけましょう。

韓国語で返ってきても、めげずに日本語で返すことが、バイリンガルの教育につながるのです。

心を強く持って日本語のインプットに注力し、韓国語の遅れ問題は保留、先送りに。 

韓国語のインプット量は、絶対に追いつくので、日本語のインプットの“量”が最重要です。
日本語は遅れたらもう取り戻せません。

義実家に日本語教育を反対されたら

日本語を反対する義父母は少なからず存在します。

理由はいろいろありますが、中でも次の二つがあげられるでしょう。

  • 言葉が遅れる 
  • 親が日本人だという事がばれると不利益を受ける 

「自分のわからない言葉で話してほしくない」という子どもからしたら祖父母である方々の少し寂しい気持ちがあるのでしょう。しかし、バイリンガルの育児を決めたなら、意見として参考にして「日本語を教えない」という意見に従う必要はありません。

7歳限界説

巷で子供の日本語教育の話題になると囁かれているのが、「7歳(韓国年齢)限界説」です。

このまま、韓国ベースで生活し、日本に長期で帰ることがない場合、7歳までに日本語が話せなかった子が、その後話せるようになることはもう無いという在韓歴が長い日本人の間での言い伝えです。

韓国では、早い子は1歳からオリニチブに通う事になるとおもいますが、小さい頃は覚えも早いのですが、成長しきってから学ぶことはとても苦労を要することが裏付けとしてあるでしょう。

できるだけ入園は遅らせ、日本語環境を可能な限り続けておくことも重要といえますね。

ただ、義実家からは「早くオリニチブに送るべきだ」という意見をもらうこともあるのですが、これは「早期教育がよい」と祖父母の世代に信じられているためなので、日本語を教えたいバイリンガル育児の取り入れる時期にも似通っていますよね。

どこも早めの教育を取り入れることで、より教育に良いと考えられているということ。 バイリンガル育児を取り入れようか考えている方は子どもの年齢も考慮して、この機会に取り入れてみませんか?

子供が嫌がる時期の乗り越え方

生まれた時から日本語で話しかけたとしても、子供自身が社会と接する段階で、自我が生まれ抵抗されることも少なくありません。この時期は親が無理をせず、子供の関心の高いものを日本語に変えてただやり過ごすことをおすすめします。

特におすすめな方法が次の方法です。

  1. TVアニメ・YouTubeを日本語でみる
  2. 任天堂switchなどのゲーム用品を日本語設定にする

上記二つは、爆発的に日本語が伸びたきっかけにもつながるのです。

筆者自身も、子どもに日本語を身に着けてほしいと考えてはいたのですが、なかなか関心が低いので、取り入れたところ、爆発的に日本語が伸びたこともあり、おすすめしたい方法でもあります。

特にゲームは内容を理解する為にも漢字を学ぶモチベーションになり、攻略本を読み漁りますよね。

これが、子どもにとっても良い「バイリンガル」への関心を身に着ける方法になるのです。
言語教育をしっかり習った方ですと、子供への日本語教育も固くなってしがいがちですが、子供の日本語能力の取得に壁を作っているのは、“親自身”になることも少なくありません。

また、筆者私自身もコロナ禍でいろいろ教育のこだわりを捨てられたのが、意外にも功を奏しました。

ある時期を超えると言語にまるごと取り込まれる、文化ごと学ぶことが必要になり、それが子供の壁を超えるきっかけになり、 最も“Playful”であるのが理想です。

まとめ

進学や就職で日本へ住む、または日本国籍を取る可能性も残しておくことに損はありません。

途中に何度も混乱や挫折を極めることはあっても、親は心を強く持ち、淡々と日本語インプットだけに注力することが重要です。

特に子供が幼稚園の年少になる前までが勝負!嫌がる時期は子供の大好きなものを日本語に代替していきましょう。

慣れない韓国生活の中でもお子さんが小さい頃は、精神的にも最もつらい時期ですが、細々でも頑張る事は子供にとって必ず将来大きなリターンにきっとつながりますよ。

ライター(Leila)

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