韓国で受けた小学校の親対象の性教育講座

子育て

先日、子どもたちの小学校による親対象の「性教育講座」を受講して来ました。

その時の内容についての体験談です。 

(内容上、直接的な性的な言葉や表現なども記事の中に出て参ります。ご了承ください)

きっかけは小学校の連絡アプリから

今回の大きなテーマである「性教育」講座については、子どもたちの小学校の連絡アプリを通して通知が届きました。

数年前にもその講座は開かれていたのですが、その時にはまだ特に気にすることでもなかったので、「そうなんだ」という感覚で情報としてながしていたこともあり、 今回の場合は、長女が小学5年生の段階ではあるものの、私たちも意識・実践はしてきたこともあり、良いタイミング!

 「そろそろ意識しておきたい」、「韓国の性教育について、多少、私自身が把握しておきたい」、 などなど・・・あらゆる思いから今回は、受講を申し込みました。

早い段階で出て来た「N番部屋事件」の話題

今回受講させて頂いた教室での講師は15年以上子どもたちを教育して来たという50代女性の先生で、当たり前と言えば当たり前ですが、思っていたより早い段階でN番部屋事件についての話となりました。

講師の先生は韓国社会を震撼させた、この事件について触れる中で、重々しく 

「被害者の中には10~20代が70%以上いた」 

「お子さん方が(こういったデジタル犯罪の)加害者(あるいは被害者)にならないとは限らない。『うちの子に限って』という」という考えは捨てて下さい」 

といったことを仰っていました。 

ここからは、聞いた内容をそのまま私のメモとして記載しています。 日本でもよく聞くものもあり、特に新しい内容という訳ではありませんが、授業のメモ・まとめとしてまとめているので、参考にして下さい。

◆デジタルリテラシー教育の必要性

今の子どもたちはデジタル世代である事。デジタルリテラシーを知る必要がある。 むしろ親に対して性教育・デジタルリテラシーへの成人教育がまず重要と考えこのように講座を行っている。

◆男の子の好奇心・いたずら

<性の意識、性の感受性>

啓発用のビデオでは、小学生高学年と思われる子ども2人とその親、また学校関係者が集まり会議をしているという内容のものを視聴しました。 

授業中、ある男の子が後ろの女の子に数回ちょっかいを出す場面へ移ります。 

最初は膝に触れ、段々、膝から上に手が移動していきます。

半ズボンの中に手が入った時、女の子が男の子の顔を殴りました。 (最初の場面に戻り)その件で会議が行われていて、男の子の親や学校関係者、そして女の子(被害者)の母親などが話しています。

結局、女の子(被害者)の母親は呆れて会議から女の子を連れて出ていきます。 

最後は母親が娘を抱きしめる場面で終わりますが、ここで講師の先生から説明があったのは、次の通りです。 

「今見たこのビデオの中では、性の感受性というのは、性の被害者(女の子)の母親だけが意識していおり、それ以外は(好奇心やいたずらと済まし)誰も意識していない」 

性教育に対しての予防教育は実に少なく、犯罪としての意識が薄いという指摘も講師はしていました。 

◆韓国でも、現在でも未だに男女差別は普通にあるということ

何かある場合には、未だに女性への方が圧倒的に批判されやすい。 

(例)「女性がお酒を大量に飲んでそんな恰好で夜遅くまで出歩くとは、、」 

⓵性への感受性

講師の先生のお子さんについて男女の意識や注意しなければならない現状を以下を例に挙げ説明していました。

⓶日常生活の中の不安

ご自身と旦那様について男女の日頃の意識の違いを説明していました。

(講師/女性)夜明けの地下鉄 周りに男子学生が多かったら、思わずカバンの中にあるもので武器になるものを探す。 バスターミナルのトイレに入る際には周りに見て確認し、気を付けてから入る。

(講師の旦那様/男性) いずれも気にした事がない。

◆外見ではなく長所を褒める事

知らず知らずのうちに外見重視や社会が求める女性像に子どもを合わせさせてしまう。

◆児童期からの性教育

性教育=保険教育ではない。 日常生活の中の教育。 生理の始まり方として、実際、始まる時の地の色は赤とは限らず、講師は聞いていた生理の話と違いびっくりしたそうです。 

事前に娘に多少教えておいてあげておいた方が良いかもしれないですね。

生まれた時から既に性教育は始まっている。

きょうだい同士でお風呂に入る時の年齢は5歳まで。 

性器はある程度子どもが大きくなってきたら自分で洗わせること。「やさしく洗ってね」との言葉がけ。 「大事なところだから」パンツを履くという意識づけ。

◆ポルノ

中毒性がある。 最近のポルノは親世代が知っている昔のアメリカや日本のポルノと違い、不法なものが多い。 不法映像や不法撮影。見る側も犯罪者となり罰金が払わされる。

【知っておきたい!】女性緊急電話1366の案内

女性家族部によると、 

家庭暴力・性暴力・性売買等の緊急救助・保護または相談を必要とする女性がいつでも被害相談を受けることが出来るよう、全国的に統一された特殊電話「1366」を「365日24時間」運営し、女性人権を保護します 。

筆者が感じたところ『なかなかに難しい』

最後に、私の中で参考になったことについて残しておきます。

 

私は長年、韓国語の話し言葉で性器をどう呼ぶのかが分からず、聞く人もおらず(苦笑)、実はひそかに苦労していました。 

うちは家の中でもへなちょこ韓国語で話してきたのですが、お風呂では(呼び方が分からないので)

ここキレイに洗おうね」と子供たちに韓国語で話していました。

講座の受講後、個別質問でその件について尋ねてみたところ、

 (息子/아들) →음경(陰茎・ペニス) 고한(睾丸) 

 (娘/딸)  → 음순(陰唇) (性器でも良いとのこと) 

そもそも日本の話し言葉に当たる言葉がないようです。 確かに日本でも同じ言葉はありますが、こういった言葉はどちらかというと医学用語であり話し言葉ではありません。 

日本だと「おちんちん」「おまた」などが該当しますが・・・皆さんのご家庭ではどうでしょうか? 

ただ、本当にオブラートに包まずそのままというか、、なかなか口にはし難いというところ。悩んでいた割には、そもそもそれに当たる言葉がなかったというのがいかにも韓国らしい気もしました。 

以上が小学校親対象の性教育講座のまとめです。少しでも参考になる部分があれば嬉しいです! 

ライター(uracjko)

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